- 203 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 15:36:21 ID:/h8IrLto0
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|------episode------|
幻想(ファンタジー)
|------episode------|
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
| ┌――――――――――――┐ |
| | | |
|ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ... │ |
| | l>l>l>l> │ |
| |.――――――――――――.│ |
| | NOW CALLING │ |
| |.――――――――――――.│ |
L. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.__l
［二二二二二二二二二二二二二二二二］
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
| ┌――――――――――――┐ |
| | 【fromJ】| |
|ﾊﾟｯ │ |
| | （V） （V） │ |
| | 彡［ ・Y・］ﾐ │ |
| | 7, ﾟ−ﾉﾆ │ |
| | ﾉｿヽYﾉ） .│ |
L. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.__l
［二二二二二二二二二二二二二二二二］
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
| ┌――――――――――――┐.＿＿＿＿＿
| | 【fromJ】|..l ……
| | |..l 問題でも？
| | （V） （V） |└―/―――
| | 彡［・Y・］ミ │ |
| | 7,ﾟ−ﾟ,ﾉﾆ │ |
| | ﾉｿヽYﾉ） .│ |
L. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.__l
［二二二二二二二二二二二二二二二二］
┌――
｜あぁ。
└v─‐
- 204 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 15:36:58 ID:/h8IrLto0
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;;;;;;;;;!|! |::::::::::::::::::::::::::l|iト;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;ﾘイ ::::::::::::: /||ﾉ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
;;;;;;;;;;;;;)l>､ ´￣ ノ; ｲ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
┌＾――――――――――
｜先日君が推した男。
｜早速会って来たんだが…
└────――――――‐
┌―――――――――――
｜まぁ〜 気が利く男だ。
｜何も言わないのに一人で
｜ガンガン仕事をこなしたぞ。
└──y─―─――――――
ﾊ､､ﾊ
ﾘ ﾟ一ﾟﾘ ∀ __
,-.‐⊂ヽ _) _) つ⊥-､l__b,､===､
γ/o⌒Oﾟ ⌒oﾟ⌒ ヽ(ﾞ--"θ。.)＼.
ﾄ､ヾ( ⌒ ◯ o ヽ------" ＼.
| ヽヾ( Ｏ 0。ﾟ ヽアニニニニア
( ヽ ﾞ==========="イ||:::::::::::::::＼|| ∧＿∧ ∧＿∧
とﾉヽ、 ￣￣￣￣￣￣ |ﾌ￣￣￣￣ﾌ（;;;;;;;(;;;;;） （‐＿(;;;;;）
( ＿＿＿＿＿＿ノ)_)￣￣￣()_)■-ξと） ●-●と）
とﾉ ヽ_っ （__（＿⌒）（__（＿⌒）
＿＿＿_____/￣￣￣/＿
|＼. ＼/＿＿＿/ ＼
┌――――――――^―――――‐
｜…それのどこが問題なのか
│理解しかねますが……
│人と話す時は胸をしまいなさい。
└―――――――――‐ﾒｲﾜｸﾃﾞｽ
┌――――――――――――‐
｜うん、仕事振りに不満はない。
｜敵の気配を読む洞察力も、
｜把握出来んほどの行動力も
｜期待以上だ。
└──y─―─―.┬―――
ﾊ､､ﾊ .│素晴らしいの一言に尽きるが、
ﾘ ﾟーﾟﾘ ∀ __└──y─―─―――――――
,-.‐⊂ヽ _) _) つ⊥-､l__b,､===､
γ/o⌒Oﾟ ⌒oﾟ⌒ ヽ(ﾞ--"θ。.)＼.
ﾄ､ヾ( ⌒ ◯ o ヽ------" ＼.
| ヽヾ( Ｏ 0。ﾟ ヽアニニニニア
( ヽ ﾞ==========="イ||:::::::::::::::＼|| ∧＿∧ ∧＿∧
とﾉヽ、 ￣￣￣￣￣￣ |ﾌ￣￣￣￣ﾌ（;;;;;;(;;;;;;） （＿(;;;;; ）
( ＿＿＿＿＿＿ノ)_)￣￣￣()_)■-ξと） ●-●と）
とﾉ ヽ_っ （__（＿⌒）（__（＿⌒）
＿＿＿_____/￣￣￣/＿
|＼. ＼/＿＿＿/ ＼
┌――――――――^―――――――――――――
｜一応メスのつもりなら羞恥心ぐらい持ち合わせて
│ください。要求を無視するとかスレ違いです厨房です
│最悪ｄ..┌^――――――――‐
└―――┤一つ、疑問が涌いた。
└―――――――――
- 205 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 15:38:59 ID:/h8IrLto0
-
┌―――――――――――――――┐
｜ヤツは場がキナ臭くなると迅速に ...│
｜持ち場を離れ、刺客を探しに行き… .|
│半刻後にはオーナールームに ..│
│『正視に耐えんレベルに捌かれた』 .|
│死体の群を築いた。 |
└―――――――――――――――┘
∴∧,:;∴ ∩,;:; ∴
∧ ,,;:' ;:',.∧, ;:'';:;:∧;:'';:'.;;,.
、;:‘`ﾞ ,・:` ∴∵;;:⊂∵⊃;:,-｡;:∴つ
,;∴ζ:'.;;,ﾉ （:;;;ζ;' ⊂;: #ζ@;:;:,. ([sg] )_ ハァッ！！
|#（ .ﾉ';:''ξ_ヽﾉ;:';:,;）;:）''∴::;..;:'..;:';:,;*:;;. (Д"lil)て
∪,''' ;:','''∪∵;: ∪ ∵（:;j (y: ヽミ ｶﾞﾊﾞｯ!
: .; ∪;:'.;:,:. ∪;:;;.;:',.:,. ‘ ﾞ::;:ﾟ⊃ とUU,,Oミ） ｡Д｡)
∴ ∴ ∴∵ ￣([gs] )
┌――――――――――――――――――┐
｜『捌かれた』と言うのはつまり、 │
｜死体の損傷は刃物傷による所が大きい… .|
｜執拗に、恐らくは相手が死亡してからも ..│
│『万が一蘇生などせぬように』と、 |
│急所を中心にメッタ刺しにしたんだ。 │
└――――――――――――――――――┘
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
| ┌――――――――――――┐ |
| | 【fromJ】| |
| │ │ |
| | （V） （V） │ |
| | 彡［・Y・］ミ │ |
| | 7,.ﾟ−,ﾉﾆ .│ |
| | ﾊ,,ヽY） │ |
L. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.__l
［二二二二二二二二二二二二二二二二］
┌――――――――――――――
│その行為自体は、戦闘者としては
｜まぁ、正しい。しかし……
｜数個の人体をそこまで切り刻める
｜男の精神は、どうひいき目に見ても
｜まともじゃない。
└──y─―─―――――――――
- 206 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 15:40:19 ID:/h8IrLto0
-
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__
| ┌――――――――――――┐ |
| | 【fromJ】| |
| │ │ |
| | （V） （V） │ |
| | 彡［・Y・］ミ │ |
| | 7,.‐−=3 │ |
| | ﾊ,,ヽY） │ |
L. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.__l
［二二二二二二二二二二二二二二二二］
┌――――――――――――――
│…人を殺し慣れている。
｜人間を物体として捉えるセンスを
｜持ち合わせているんだ。
｜疑問、というのは正にそこでね。
└─┬――――――――――――――‐
│そういう外道なセンスは往々、
│自然に備わるものじゃぁない。
│何人も何十人も『経験を経て』
│初めて備わるものだ。 にしては…
└y――――――――――――――
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
| ┌――――――――――――┐l ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| | 【fromJ】|..l 彼の悪名を、一度も
| | ┌ ┐ | 耳にした事が無い、と？
| | （V） （V） ∧＿∧ . |└―/――――――――‐
| | 彡［・Y・］ミ （ ´_ゝ｀） . | .|
| | 7,ﾟ−ﾟ,ﾉﾆﾊﾟﾁｯ hoon ...│.|
| | ﾊ,,ヽY）Tつ └ ┘.│
L. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.__l
［二二二二二二二二二二二二二二二二］
┌―――/―――――――――――‐
│答えは簡単ですよ、ハリー。
│彼が殺人者として大成したのは、
│渡米する遥か以前の事……
│そして恐らく渡米してからは
│殺人そのものを控えていたか、
│行っても自分の仕業だと示すような
│証拠を残さなかったのでしょう。
└―――――――――――――――
- 207 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 15:40:59 ID:/h8IrLto0
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| ┌――――――――――――┐l 異国でいくら罪を犯していようと、
| | 【fromJ】|..l 密かに渡米しスラムに潜んでいれば、
| | ┌ ┐ | 悪名が伝わり難いのも当たり前。
| | （V） （V） ∧＿∧ . |└―/――――――――――――――
| | 彡［・Y・］ミ （ ´_ゝ｀） . | .|
| | 7,ﾟ−ﾟ,ﾉﾆ hoon ...│.|
| | ﾊ,,ヽY） ......└ ┘.│
L. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.__l
［二二二二二二二二二二二二二二二二］
┌―――/――――――――‐
│そもそも彼の罪自体、
│未だ公にすらなっていません。
└┬――――――――――――――‐
│理由は貴女の知った事ではないが、
│『巨悪の歯車を演じた』
│とでも言っておきましょうか…
└――――――――――――――‐
その巨悪がある日突然歯車である彼を『見限』り、
新しい別の歯車と取り替えようとした。
lヽ /l
|::...＼ ／::...|
.|:::.:. ヽ_............._／::::::::::::|
ﾚ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
l:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
l,:::.:.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
､:::::::::::::::::::〈:::::::::::::::::::::::::::::ﾉ
､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
ヽ､::::::｀￣￣´::::::::::イ
,. --─ ` ｰ- 一 [
用済みの彼は始末される前に異国に飛び、
汚らしいスラムに取るに足らない『ゴミ』として身を潜めていた…
経緯はそんなところです。
- 208 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 15:42:11 ID:/h8IrLto0
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿_
| ┌――――――――――――┐l …しかし、貴女も知るとおり
| | |..l 殺人者の『咎』というものは
|ﾌﾟﾂｯ.. │l 決して取り去れぬもの……
| | |└―/――――――――――
| |.――――――――――――.│ |
| | NO SIGNAL │ |
| |.――――――――――――.│ |
L. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣.__l
［二二二二二二二二二二二二二二二二］
┌―――/――――――――――――‐
│一度『咎』に呑まれた者は
│どこに逃げようと、どんなに悔やもうと、
│永久に殺人者で在り続けるしかない。
└┬――――――――――――――――
│その土地に彼の悪名がこびりつくのも、
│所詮は時間の問題でしょう…
│それがサガというものです。
└――――――――――――――
ﾊ､､ﾊ
ﾘ ﾟ−ﾟﾘ ∀ __
,-.‐⊂ヽ _) _) つ⊥-､l__b,､===､
γ/o⌒Oﾟ ⌒oﾟ⌒ ヽ(ﾞ--"θ。.)＼.
ﾄ､ヾ( ⌒ ◯ o ヽ------" ＼.
| ヽヾ( Ｏ 0。ﾟ ヽアニニニニア
( ヽ ﾞ==========="イ||:::::::::::::::＼|| ∧＿∧ ∧＿∧
とﾉヽ、 ￣￣￣￣￣￣ |ﾌ￣￣￣￣ﾌ（;;;;;;(;;;;;;） （＿(;;;;; ）
( ＿＿＿＿＿＿ノ)_)￣￣￣()_)■-ξと） ●-●と）
とﾉ ヽ_っ （__（＿⌒）（__（＿⌒）
＿＿＿_____/￣￣￣/＿
|＼. ＼/＿＿＿/ ＼
ﾊ､､ﾊ ミ
ﾘ, 。。ﾘ∀ __
,-.‐⊂ヽ _) _) つ⊥-､l__b,､===､
γ/o⌒Oﾟ ⌒oﾟ⌒ ヽ(ﾞ--"θ。.)＼.
ﾄ､ヾ( ⌒ ◯ o ヽ------" ＼.
| ヽヾ( Ｏ 0。ﾟ ヽアニニニニア ... ...
( ヽ ﾞ==========="イ||:::::::::::::::＼|| ∧＿∧ ∧＿∧
とﾉヽ、 ￣￣￣￣￣￣ |ﾌ￣￣￣￣ﾌ（;;;;;;(;;;;;;） （＿(;;;;; ）
( ＿＿＿＿＿＿ノ)_)￣￣￣()_)■-ξと） ●-●と）
とﾉ ヽ_っ （__（＿⌒）（__（＿⌒）
＿＿＿_____/￣￣￣/＿
|＼. ＼/＿＿＿/ ＼
- 209 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 15:43:04 ID:/h8IrLto0
-
ﾊ､､ﾊ:
:ﾘ, 。。ﾘ: ∀ __
,-.‐⊂ヽ _) _) つ⊥-､l__b,､===､
γ/o⌒Oﾟ ⌒oﾟ⌒ ヽ(ﾞ--"θ。.)＼.
ﾄ､ヾ( ⌒ ◯ o ヽ------" ＼.
| ヽヾ( Ｏ 0。ﾟ ヽアニニニニア
( ヽ ﾞ==========="イ||:::::::::::::::＼|| ∧＿∧ ∧＿∧
とﾉヽ、 ￣￣￣￣￣￣ |ﾌ￣￣￣￣ﾌ（;;;;;;(;;;;;;） （д(;;;;; ）
( ＿＿＿＿＿＿ノ)_)￣￣￣()_)■-ξと） ●-●と）
とﾉ ヽ_っ （__（＿⌒）（__（＿⌒）
＿＿＿_____/￣￣￣/＿
|＼. ＼/＿＿＿/ ＼
从从从从从从从从从从从从从从,、
＜ ＞
＜ 勝手に切るなぁあああッッ！！！＞
＜ ＞
ｿＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶＶVＶＶＶ
ﾊ､､ﾊ
ﾘ#ﾟДﾟﾘ ﾌﾞﾝ! .__
,-.‐⊂ヽ _) _) と彡-､l__b,､===､
γ/o⌒Oﾟ ⌒oﾟ⌒ ヽ(ﾞ--"θ。.)＼.
ﾄ､ヾ( ⌒ ◯ o ヽ------" ＼.
| ヽヾ( Ｏ 0。ﾟ ヽアニニニニア
( ヽ ﾞ==========="イ||:::::::::::::::＼|| ∧＿∧ ∧＿∧
とﾉヽ、 ￣￣￣￣￣￣ |ﾌ￣￣￣￣ﾌ（;;;;;;(;;;；）て＿(;;;;；）て
( ＿＿＿＿＿＿ノ)_)￣￣￣()_)■-ξと） ●-●と）
とﾉ ヽ_っ （__（＿⌒）（__（＿⌒）
从∀
＿＿＿___((/￣T．・∵ﾊﾞｷｬｯ
|＼. ((＼/＿＿＿/)) ＼
- 210 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 15:43:41 ID:/h8IrLto0
-
. ＿
ﾉ .ﾉ / /.). ノ￣ ∧ ∧ ∧ ∧ ﾉ
ﾉ￣ﾉ / /ノ ノ￣ / ∨ ゝ/￣ゝﾉ .∨
. ￣ ￣
∧__＿∧ デクゾルゲ
（ ´_ゝ*ﾟ0;) ゲルゲシリーズをベースに
（:: ‐V‐) 研究、開発された潜機後期の作品。
/;__Α_;ヽ 戦闘ではなく諜報活動に重点を置いた
（＿）｀J 設計で、総合的な身体能力、火力は
全隊中最弱の部類に入る。
特徴として本来の骨格の幾分かを外科的処置をもって
軟性金属に換装し、更に伸縮可能な人工靭帯を
適用することで約２０通りの体型に適応している。
顔面の軟性金属は粘土のように柔軟、変形可能で、
ある程度自由な人相に現地で調整できるが、
その変装作業は本人の手作業による
もので正確さに欠ける上、
顔面への衝撃や99度以上の熱で
簡単に崩れてしまう難がある。
半永久的に正確な人相を維持するために
科学者陣が最終的に之に適応した機構は、
他の人間の顔面を直接機体に取り込み、
血液、防腐薬剤等の回路を臨時に接続する
『モルグ(屍体置場)機構』であった。
. .. . .. ... .. .. . ... ... ..:: . .. ... :: : . .. .
／iv'... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... .... ..::::::::::::::::....::::::........ . .::::::... ....::::::::::
. .:: : :... . ／ ..;;;i:::::;＼.:: : :.. . ... ::: :::.. ... .. .. ... ... ..::. .. .. ... ... ..:: .
:::....::::::........ . |￣￣|￣￣|:: :. ... .::::: :... . .:::: .. . .
.. ... ::.: | l⌒l`;l⌒l ﾉ . .. . .. . .. .. . ... ... .. ..:: . .. . ..
. ... ... : ..::.| |...::l | 〈〈: ;;:ヽﾐゞ;; :. :.ゞ;:;:ヽ . .. .
ゞ;;;;:;;ゞヾﾐゞ;;;| ￣ | ￣ |;:;ミ__ヽﾐゞ,,＿;;:ヽ_;:ゞ;;＿＿＿＿.＿＿＿＿ ,, ,,"''..;'';.";;.,.,".,,
,;:ゞヾ::: ; :ヽﾐ;;| l⌒l | l⌒l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;ｰく ,;"":;";;;;'`:,:'.. : .:"
ヾ;ゞ ;;,',;ﾐゞ;;;| |....:l | |;;;;;l |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;";'':,:'. ;;':,'..''''''' '''''
ゞヾ;;;;;;;ヾ;:;ゝ | |;;;;;l | |;;;;;l |;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;';";"'''''ヽ`,:"'.` ,:'. :
ヾ .ゞ:ヾ ゞｿ | __ | __ |;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;i'`'ii;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;;;;i;;;,;;':,:'."''''';:,``'''''ﾉ:'`:,:
ゞ;ゞiii;::ｲﾐゞ..;;| LLｌ | LL;;;| __ |;`;| _＿＿__'''`',:'';;,;ヽ`',:'';;';;';;'`
:iiiii;; :|;:/ |i| | LLｌ | LL;;;| i_i_l |':i;;| .::::::::/|＼ ＿＿＿|」＿＿:l;_;`',:'';;';;';;'`',:'''';;;'`:
|ii;: : |:/ |i| | LLｌ | LL;;;| i_i_l |;';;;| :::::/ .| rｪ┘＿＿;!＿__;!＿＿;|＿;_`ｙ;/ノ`;'`;
- 211 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 15:44:16 ID:/h8IrLto0
-
＿ ＿
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.( *ﾟ0) |＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ￣￣
＿ ＿
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.( *ﾟ0) |＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ￣￣
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::
::
＿ ＿
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.( *ﾟ0) |＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
ﾉl _ﾉl ￣￣ ￣￣
( ﾟー)
(＿†_ヽ
ﾊ､__^)
し'
- 212 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 15:44:49 ID:/h8IrLto0
-
┌――――――――――――
│その顔の身元が分かったぜ。
└v―――――――――――‐
＿ ＿
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.( *ﾟ0) |＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ﾉl _ﾉl
( ﾟ∀)
(＿†_ヽ
ﾊ____|
し`Ｊ
┌――――^―――――――――
│やっこさん、シカゴの暴力屋……
│フリーの傭兵だってよ。
└―――――――――――――‐
┌―――――――――――‐
│仕事のスタイルとして、
│大型のナイフや警棒……
│或いは徒手空拳での戦闘を
│得意とする…
└v―――――――――――
＿ ＿
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.( *ﾟ0) |＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ﾉl _ﾉl
( ﾟー)
(＿†_ヽ
ﾊ____|
し`Ｊ
┌――――^―――――――――
│ﾌﾌﾝ まるでムービースターだな。
│そこそこ実績のあるプロだったが、
└┬―――――――――――――――
│有名なヘッジ・ホッグと一緒に
│くたばったおかげで、彼女の方には
│殆ど注目が行ってない。
│なり代わるにゃ丁度いい頃合さ。
└───────――――――――
- 213 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 16:01:50 ID:/h8IrLto0
- ┌――――――――――――
│…『なり代わる』んじゃない。
│俺(フーン)の顔に余る罪を
│ひっかぶせるだけだ……
└v―――――――――――‐
＿ ＿
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.( *ﾟ0) |＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ﾉl _ﾉl ｷ
(, ＾ワ) ｷ
(＿†_ヽ
ﾊ____|
し`Ｊ
┌――――^――――――‐
│うっはゲスだなその台詞。
│そーいう台詞を神の家で
│平然と吐いてるお前は、
│素敵に地獄行きだろうよ。
└―――――――――――
＿ ＿
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.( *ﾟ0) |＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ﾉl _ﾉl ｷ
(, ＾ー) ｷ
(＿†_ヽ
ﾊ____|
し`Ｊ
┌―――――――――‐
│神や地獄など、
│ファンタジー(幻想)だ。
└v―――――――――
＿ ＿
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.( *ﾟ,) |＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ﾉl _ﾉl
( ﾟ−)
(＿†_ヽ
ﾊ____|
し`Ｊ
- 214 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 16:02:44 ID:/h8IrLto0
-
＿ ＿
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.( *ﾟ) |＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ﾉl _ﾉl
( ﾟー)
(＿†_ヽ
ﾊ____|
し`Ｊ
┌――――――――
│ま、な。確かに
│神はファンタジーだ。
└v――――――――
＿ ＿
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.( *ﾟ) |＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ﾉl _ﾉl
(, ﾟーﾟ)
(＿†_ヽ
ﾊ____|
し`Ｊ
┌――――^―――――――――
│神の実在を知る事は出来ないが、
│神の不在を悟る事は たやすい。
└―――――――――――――‐
┌――――――――――――――
│あそこに在った十字架が
│ブチ折られたのだって、
│言ってみりゃ『神の不在がバレた』
│って事に他ならねぇ。
└――――――――――――――
: : : . ; ,丶;｀.ﾉ i i "゛゛"''''''::::::;;;;;;::;;
: : i : : , ヽ .ノ ｿ i i ::;;;;; ..,"´
i i i : : ; ､ﾉ ソ ゝi l 816-921-*** 从
i i l i i ヽ ノ ゝ ﾉ ｌ | i ||
l i : i i ノ ソ.乂 ﾍ| | i ||
l i : | |.乂乂乂乂| | , ----- 、No G
' ￣￣￣￣￣￣￣￣￣ . 二二二二 二 i od
-..─ ─ ─── ── ── ─ .┐ i ,−──────−
￣￣￣￣￣￣￣￣￣／i.＿_...／ i. i./￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
,; -〜｡'‐､ .／ ..| :::::::| i. ./ #
┌――――――――――‐
│居ねぇ造物主に
│捧げる祈りはねぇ。
│こりゃ、当然の怒りだな。
└――――――――――‐
- 215 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 16:05:00 ID:/h8IrLto0
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┌――――――――――――――――
│キツい現実を生きるスラムの人間にゃ、
│ファンタジーのキャラに伏す余裕なんざ
│ねぇ。だから捨てるのさ。
└v――――――――――――――
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
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| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ﾉl _ﾉl
(, ﾟーﾟ)
(＿†_ヽ
ﾊ____|
し`Ｊ
┌――――^―――――――――
│人に捨てられた全能の神さんは、
│ホコリ被って転がるだけだ…
└―――――――――――――‐
＿ ＿
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| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ﾉl _ﾉl
(, ﾟーﾟ)
(＿†_ヽ
ﾊ____|
し`Ｊ
＿ ＿
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::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.( *ﾟ) |＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ﾉl _ﾉl
(, ﾟーﾟ∩))
(＿†_ノ
ﾊ____|
し`Ｊ
- 216 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 16:06:04 ID:/h8IrLto0
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┌―――――――――‐
│ちと、似合わねぇ話を
│しちまったな……
│他に用はねぇんだろ？
└v―――――――――
::: |:.:..,; ／／l :.:.:.. :. :.ﾒ:. . ／／l
::: | ／／ |＿ ／ ∧∧___ ..::
;;;__,,|＿＿＿＿／／ ／ ／|＿＿＿＿__.／／.(*ﾟ0ﾟ;;)ミ＿＿＿＿＿_
| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ﾉl _ﾉl ┌^――――
(, ﾟ)ミ│当面はな。
(＿_†ヽ.└――――‐
ﾊ____|
し`Ｊ
┌――――^―――――――‐
│…じゃ、俺もぅ帰るわ……
│実はあんまり寝てねぇんだ。
└――――――――ｲｿｶﾞｼｸﾃﾅ
＿ ＿
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| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ￣￣ ﾉl _ﾉl
(ﾟーﾟ ,)
(＿†_ヽ
（（（ ﾊ､__^)
し'
┌――――‐^――――――
│ま、せいぜい稼ぐこったな。
│儲かるからよ、
└―――――――――――
┌―^―――
│人殺しは。
└――――‐
- 217 ：デリ ◆2P/qK3YqZU ：2007/05/04(金) 16:08:53 ID:/h8IrLto0
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＿ ＿
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| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
￣￣ ￣￣
（（（（
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| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
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| | ／ ／／ ｌゝ. | | （､‐V)
| |／ ／／ | |／(;;;, ヽ
| ￣|／ | ￣|／ JJ
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to be continued