- 221 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:10 ID:gbkUXp7a
\___ //
||lllll ◎| さあ!今宵も誰も聞いていないのに電波ジャックして放送する・・・
 ̄ ̄ ̄ \\
\___ //
||lllll ◎| ラヂヲ、オールナイト2ch!!
 ̄ ̄ ̄ \\
- 222 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:12 ID:gbkUXp7a
\___ //
||lllll ◎| なんか・・・資料があったから作っただけのものです。
 ̄ ̄ ̄ \\
\___ //
||lllll ◎| ってことでいつもの作品とはちがいます。
 ̄ ̄ ̄ \\
- 223 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:13 ID:gbkUXp7a
《《《《《《《::::::::::::::::::::::::::::::::::::
夜は○○思いつきラヂヲ
「ある日の授業風景」
::::::::::::::::::::::::::::::::::::》》》》》》》》》
- 224 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:13 ID:gbkUXp7a
おはようございます
さて、今日は魔女についてのお話でしたね
ハッキリ言って、これ、試験に出ません
別の勉強もしてていいですよ
でもですね、私は個人的にこのエピソードが個人的に大好きなんです
だから、少しでも興味を持った人は耳を傾けておいてください。
,__ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀`;s) (→` )
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
先生、前置きが長すぎる気が・・・
- 225 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:14 ID:gbkUXp7a
では、始めます。
まず、魔女を語る上ではずせないテキストがありますから
よみますね。
,__ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` )
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 226 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:14 ID:gbkUXp7a
───オホン。
- 227 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:14 ID:gbkUXp7a
- まだ昼と夜が交じり合っていた頃・・・・・
∧_∧
(::::::::::::::)
(::::::::::::::)
│::|::::|
(__)_)
『ハイン』という存在があった。
- 228 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:15 ID:gbkUXp7a
- ハインは、大地が生み出した、たくさんのケモノとの闘いに明け暮れていた。
∧_∧
(::::::::::::::) \\ ノ从从
(:::::::::つつ 三二二二二二二二二二二二二二二二二二二 @@
) ) ) ⌒''''''''''''''o ヽ WW
(__)__) ヽMM
ハインは、魔法をもっていたので、その力に頼って長い戦いを勝ち抜いた。
こうしてハインは、この大地の支配者になった。
- 229 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:15 ID:gbkUXp7a
- ハインは、自分のイスに座ったまま、ずっと遠くを見渡したいと思った。
しかし、ハインのイスの場所からでは、山が邪魔で、東の海がみえなかった。
./!''^゙'┐
,/.'l. .゙'┐
,、....,/⌒′ ′ .\r
-‐'^゙^'''ーv、..._,,、、.._ __ ,/ .ノ′ ,、 .)、 ,,rーv.,,,___,,,,,,,,_
‐''^′  ̄ ̄^'''''ト _ノ 'v.,_ _,、、、、、ノ''^^^'″ .⌒
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そこでハインは、山を切り崩す道具をつくって、ソレに仕事をさせようと考えた。
- 230 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:16 ID:gbkUXp7a
- 道具は、勝手に動いて、必要なら自分たちの数を増やすことのできるように
作られた。
☆
∧_∧ ∧_∧
( ´∀`) ☆ (:::::::::::::::)
( ) ⊂:::::::::::::::)
| | | | | |
(__)_) (__)_)
☆
これが男と女から始まる、我々人間の始まりだった。
- 231 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:17 ID:gbkUXp7a
- 人間達は数を増やしながら山を切り崩していった。
-‐'^゙^'''ーv、..._,,、、.._ __ v.,,,___,,,,,,,,_.._,,、、.._ __ , ,,rーv.,,,___,,,,,,,,_
‐''^′  ̄ ̄^'''''ト _ノ 'v.,_ _,、、、、、ノ''^^^'″ .⌒
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::: ,|.i7″ .゙'''‐z,/′
全部の作業が終わった後、人間はハインに次ぎは何をすればいいかを聞きに言った
- 232 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:17 ID:gbkUXp7a
- しかし、ハインは疲れてぐっすり眠っていた。
z Z Z
∧_∧
⊂(:::::::::::⊂ ⌒ヽつ
∧_∧
(; ´Д`)・・・・
( )
| | |
(__)_)
しかたがないので、人間達は勝手に大地を作り変えて行った。
- 233 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:18 ID:gbkUXp7a
- ハインが目覚めた時、あたりの様子は一変していた。
∧_∧そ
(:::::::::::::::)て
(:::::::::つつ
) ) )
(__)__)
何より驚いたのが、人間の数だった。
- 234 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:20 ID:gbkUXp7a
- ハインは、人間の数を減らそうとして、役に立たなさそうな小さな人間を
焼き尽くしてしまった。
人人
W∧W
W ゙o゙W
MM:::,,)
その小さな人間は、「子供」とよばれる存在で、人間達がたいそう大切にしていたものだった
- 235 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:21 ID:gbkUXp7a
- 人間達は、泣いたり叫んだりして、『ハイン』に抗議した。
∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
(#`Д´) .(;TДT) (:::::::::::::::)
くっ Ъ ⊂ つ (::::::::::::::)
) ) ) | | | | | |
(__)_) (__)_) (__)_)
しかし、ハインは、自分の作った道具の言うことなど聞かなかったので
人間達は怒り出してしまった。
人間は、ハインの言うことを聞かなくなった。
- 236 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:22 ID:gbkUXp7a
- 人間達はハインに反抗し始めた。
∧_∧ __∧_∧__
(J:::::::::::) ○) (`Д´ ) )
( つ つ  ̄⊂二二 )  ̄
人 ヽノ Y 人
(__(__) (( (_」 J ))
ハインは魔法で応戦したが、増えてしまった人間の数と、魔法を持たない
代わりに獲得した知恵にやり込められることが多くなった。
- 237 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:23 ID:gbkUXp7a
- 困ったハインは人間と取引しようと持ちかけた。
自分の半身と、その力を与えよう、と。
ξ
∧_∧
(J:::::::::::)
(::::::::::::::)
| | |
(__)_)
人間達はハインの力が半分になればあまり怖くないと考えたので、取引に応じた。
- 238 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:24 ID:gbkUXp7a
ハインは約束通り、自分の半身を切り裂き、人間に差し出した。
・・・これで、ハインにも、人間にも平和が訪れるはずだった・・・・・・・
- 239 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:25 ID:gbkUXp7a
- ところが、人間達は『ハインの半身』が持つ力を奪い合って、争いをはじめてしまった。
\∧_ヘ
,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ ,,、,、,,,
/三√ ゚Д゚) / ,,、,、,,,
/三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,,
//三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
∪ ∪ ( ) ( ) ( ) )
,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
,,、,、,,, ( ) ( ) ( ) ( )
長い長い戦いが続いた。
この時に、沢山の国が出来た。
- 240 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:25 ID:gbkUXp7a
- この戦いに勝利したのが黒耳王ゼバルガとその一族だった。
ヾ ;ヾ" ;;";; ;ヾ ;ヾ" ;; \|/ ;; "ヾ; ヾ; ;;";; "ヾ; ヾ;ヾ; ; ; ; " ヾ; ヾ; ;
;ヾ ;ヾ ; ;ヾ ;ヾ ;ヾ ;ヾ ー○ー ヾ; ヾ; ヾ; ヾ; ; ヾ; ヾ;;ヾ; ; ; ; " ヾ; ヾ; ;
;ヾ" ; ; "; ;ヾ" ; ;;ヾ" /|\ "ヾ;; ; "ヾ; ;" ; ; "ヾ;;ヾ; ; ; ; " ヾ; ヾ; ;
ヾ ";;ヾ ;ヾ ;ヾ ";;ヾ ;ヾ ; ヾ; ヾ;;" ヾ; ヾ; ヾ;;" ヾ;ヾ; ; ; ; " ヾ; ヾ; ;
; ;ヾ ; ;ヾ/ "; ;ヾ ; ;ヾ ;" "; ヾ; ; ヾ; ;" ヽヾ; ; ヾ; ;;ヾ; ; ; ; " ヾ; ヾ; ;
; ;ヾ ;ヾ " ヾ ;ヾ " ヾ " ;; ;;ヾ; ; ; ; " ヾ; ヾ; ;;ヾ; ; ; ; "
; ";"; ;; ;ヾ ";"; ;;"ヾ ; ; ヾ";; ;";" ヾ '┐\ ,!゙ .ノ 、.,. ..r
";. ; ;ヾ " ";. ; ;ヾ ;ヾ ;"; ;"; ヾ; ヾ; ; ゙┐\_ .ノ゙ .,iレ‐レ゙:|./,ノ';ヾ; ; ; ;
"ヾ; ;";ヾ "ヾ; ;";ヾ ;;" ";; ヾ;\ ┐ \ ´l'″.〕.了
ヾ ; ;";ヾ ";ヾ ; ;"; ヾ _ \ ′ |.,z/ソ′
; ;ヾ ;ヾ " ; ; ; ;ヾ;ヾ" z Z ;"ヾ;ヾ; ー‐''二 厂,ノ
;" ; ;../ ;" ; ⊂(:::::::::::⊂ ⌒ヽ '''|' ∨z
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
▲_▲ ∩
( `Д´)丿
⊂ 丿
ノ γヽ
(__丿\__ノ
彼らは、森の中で居眠りをしていた『ハインの半身』に約束通り力をよこせ、と迫った。
だが『ハインの半身』はのらりくらりと答えをはぐらかした。
- 241 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:26 ID:gbkUXp7a
- なんとかしようと、ゼバルガは、賢者バスカリューンに相談した。
ヘ つ
| \ つ
∠"⌒>
(;´W`) ⊂(:::::::::::⊂ ⌒ヽ
( つつ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
) ) )
(__)__)
賢者バスカリューンは知恵を巡らせて『ハインの半身』から答えを聞き出した。
- 242 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:27 ID:gbkUXp7a
ハインはその半身に野蛮で粗野な力しか残さなかったのだ。
人間達は、ハインの力の半分とは当然、神秘の力である魔力の半分だと思っていたが、
『ハインの半身』は、『抜け殻のハイン』だったのだ。
その話を聞いたゼバルガ一族は怒った。
今度こそハインを倒そうと思った。
しかし、魔法の力を持つほうの『ハインの半身』は一向に見つからなかった。
人間は行方不明のハインに『魔法のハイン』と名づけ、何世代にも渡って探しつづけた。
- 243 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:27 ID:gbkUXp7a
このテキストは、バスカリューンの子孫と名乗る者が
残した書物「偉大なるバスカリューンの記」の一説です
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` ) 聞いたことがナイな・・・
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 244 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:28 ID:gbkUXp7a
この後、賢者バスカリューンの数々の発明や偉業が得意げにつづられていますが、
もう、『ハイン』は登場しません。
きっと作者も途中で忘れてしまったのでしょうね。
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` ) ほ〜お
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 245 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:28 ID:gbkUXp7a
ああ、そうそう、
これは、もちろん伝説であり。科学的に事実が立証されたわけではありません。
現在では、作者の創作と考えるのが一般的です。
たぶん、その時代にあった色々な話を合体させて作り出したのでしょう。
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` )
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
____∧____
先生、それはまた、どうしてですか?
- 246 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:29 ID:gbkUXp7a
だって、あなたたち、この本を信じるとすれば、
バスカリューンは980年も生きたことになるんですよ。
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (Д`;s)980ネン (→` )
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
____∧____
先生、もしかして・・・・・・・・・・
- 247 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:30 ID:gbkUXp7a
え?賢者バスカリューンが実は『魔法のハイン』ですって?
あはははは。
まぁ、証明が不可能なことですから、君がその説を主張すれば、
ず〜〜〜〜〜っと後世の人はしんじるかもしれませんね。
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´∀`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` ) ソンナニワラワナクテモ・・・
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 248 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:30 ID:gbkUXp7a
さてさて、もう気づいた人もいると思いますが、『魔法のハイン』こそが魔女の
はじまりだと信じた人はいるわけです。
魔女は実際にはいるかどうかわかりませんが、その存在があったといわれています。
ですから、いろいろな人がその起源を研究しているわけですが、
先生は、この(『魔法のハイン』=魔女)説が一番好きです。
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s)ヘェ− (→` )
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
____∧____
先生、しかし・・・・・・・
- 249 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:31 ID:gbkUXp7a
はい、そうですね。
伝説に起源を求めても仕方のないことなのですが、
ほら、ゼロからはなにも生まれないっていうじゃないですか。
だから、伝説にもほんの少し真実があると思うんです。
いや、あってほしいという希望でしょうか・・・・・・・・・・
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` ) ・・・・・・
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 250 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:32 ID:gbkUXp7a
ああああ、ついつい話がそれてしまいますね。
それでは、急いで(『魔法のハイン』=魔女)説を紹介します。
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (;´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s)アーイ (→` )
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 251 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:32 ID:gbkUXp7a
さて、「魔女」という名前は当たり前のように使われていますが、
これは、500年前の歴史学者テムの命名です。
テムは伝説や言い伝えと事実をごちゃ混ぜにして扱ったために、
歴史学者というよりは、物語作家として位置付けられていますが、
私は彼の意思を尊重してあえて歴史学者とよぶことにしています。
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` ) イイノカヨ・・
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 252 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:33 ID:gbkUXp7a
テムは自著「ハインの行方」の中にこう記しています。
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` )
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 253 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:33 ID:gbkUXp7a
「『魔法のハイン』が見つからなかったのは当然である。
『魔法のハイン』は当時の人間の感覚では「保護すべき者」
として考えられていた女性に姿を変えて身を隠していたからである。
時折、歴史上に重要な役割を果たす女性が現われるが、
私はこれを『魔法のハイン』と考える。
『魔法のハイン』そのものなのか子孫なのか、力を引き継いだ者
なのかは、それは今後の研究で明らかになるであろう。
女の姿をした『ハイン』。
わたしは、これを魔女と名付ける。」
- 254 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:34 ID:gbkUXp7a
このテキストをAA化するほど想像力がなかった作者の問題は置いといて・・・
記述としてはコレだけなんですけどね。
まぁ、乱暴と言えば乱暴な説なんですけど、シンプルなだけに説得力が
ありますよね。
なんの証拠もないのにビシビシ断言するテム。先生、気に入ってます。
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (Д`;s) ヒドイ・・・ (→` )トウゼンダ
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
____∧____
先生、あの・・・・・・
- 255 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:35 ID:gbkUXp7a
はい?
現在の魔女ですか?
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` ) そうです
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 256 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:35 ID:gbkUXp7a
はい?
現在の魔女ですか?
う〜ん、歴史上多くの魔女がそうだったように、
その存在を明かにしていません。
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´〜`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` )はぁ・・・
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 257 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:36 ID:gbkUXp7a
これはね、魔女と言うよりは、我々の問題です。
つまり、魔女が身を隠さなくてはいけないような世の中、という事です。
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` )フムフム
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 258 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:37 ID:gbkUXp7a
たとえば、見政念さん、ちびまるさんがもし魔女だったら
あなたどうしますか?
いままで通り、普通にBARに入り浸れますか?
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´ー`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` )
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
____∧____
あんまりそういうのは気にしないたちなんで・・・・
- 259 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:38 ID:gbkUXp7a
はいはい、できますか。
でも、そういう人ばかりではありません。
う〜ん、これについては実際、魔女の方にも問題がありました。
じぶんの力を悪用する魔女が多かったからです。
これについては今回の授業に関係ないので話しませんが・・・・・
,__∨ ̄ ̄ ̄ ̄
iii■∧ /
━ (,,´〜`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` )
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
- 260 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:39 ID:gbkUXp7a
ッハ!私としたことが! キーンコーンカーンコーン
余談に時間を使いすぎていたようです!!
,__ そ
iii■∧て /
━ (,,´Д`) / ━━━━━∧mi∧━━ ∧_∧
| つ ∇ (∀` s) (→` )ヤレヤレ・・・・・
| |┌─┐ /⊂ ヽ /⊂ ヽ
〜| ||□| √ ̄ (___ ノ○ √ ̄ (___ ノo
∪∪ | | || ━┳┛ || ━┳┛
 ̄ ̄ ̄ ̄| | ===============
ヤットオワター
- 261 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:39 ID:gbkUXp7a
\___ //
||lllll ◎| それでは、今日の授業はココまでとします。
 ̄ ̄ ̄ \\
\___ //
||lllll ◎| アト、ミセイネンサン、アトデショクインシツニ・・・・・・
 ̄ ̄ ̄ \\
- 262 :見政念 ◆VMSHVHTgws :03/09/13 21:40 ID:gbkUXp7a
\___ //
||lllll ◎| ガガガ・・ピュイーーーーーン
 ̄ ̄ ̄ \\
\___ //
||lllll ◎| ・・・天気予報中に変な障害電波が出たことを深くお詫びします・・・
 ̄ ̄ ̄ \\