- 187 ：隠密マラの細道(1/7)〜序 ：03/09/17 18:40 ID:B6W6D0gV
- 隠密マラの細道〜序
今を去ること３００年の昔、元禄三年、奥州は混乱の極にあった。
良臣が無実の罪で殺され、悪政に喘ぐ民衆は不満を抱く。
その奥州の実情を調査するため、国勢を憂える幕府隠密支配・御前伝八郎茂名
（おまえ・でんぱちろう・しげな）は俳人モラ尾芭蕉に調査を依頼した。
世に言う、「マラの細道」の始まりである・・
そして・・
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（(
（´∀｀) ＜ギコ郎太、モナ丸、居るか！！
/~ ヽｙ/~＼ ||
/ ）＝∞ =/__フっ
~（＿__Ｙ＿_）┳┳
⊂ニニニニニ⊃|
幕府隠密支配・御前伝八郎茂名
- 188 ：隠密マラの細道(2/7)〜序 ：03/09/17 18:45 ID:B6W6D0gV
- は、ここに。
なんだモナ。
川川川 川川川川
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ニニニニ(@ﾟДﾟ) ニ. ニニ （´∀｀) ）;;;;ニニニニ
二二 ::;;;;〈_,,∀,,〉二 〈,, y/__ヽ;;;;;;;;二二二
───;;;と､__）_）───── （__（___,､_）;;;;
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（(
（, ） ＜うむ、来たか。実はな・・密命があるのじゃ・・
/~ ~＼ ||
/ ） /__フっ
~（＿__Ｙ＿_）┳┳
⊂ニニニニニ⊃|
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／俳人・マラ尾芭蕉ならびに門人しょぼ良を護衛しる！！
・・・実はな、あの者は・・奥州諸藩を探る密命をおびた影の幕府巡検使なのだよ・・
・・・そして、奥州諸藩は忍者集団・荒氏衆（あらししゅう）や小火屁組（こぴぺぐみ）を駆使して
芭蕉殿を狙っておるのじゃ・・・近頃奥州で荒らし・コピペが大発生し、治安が悪くなったのはそのせいよ・・
- 189 ：隠密マラの細道(3/7)〜序 ：03/09/17 18:58 ID:B6W6D0gV
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ニニニニ(@ﾟДﾟ；ニ. ニニ （´∀｀； ）;;;;＜お頭・・・いくらなんでも俳人を幕府巡検使にするのは無理・・武勇の心得のない俳人が、
二二 ::;;;;〈_,,∀,,〉二 〈,, y/__ヽ;;;;;;;; 1・・・暗殺専門の荒氏衆や小火屁組に勝てるわけないモナ・・
───;;;と､__）_）───── （__（___,､_）;;;;
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／￣￣￣￣￣￣＼
／ ■ ■ ＼
/ ヽ
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|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ | ＜はっはっは、おのしらはまだまだ、青いのぉ・・そこがつけめよ。
ヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ノ
? ? ＼＼ /|＼ ///
? ? ＼＼ ／／? ///
? ? ? ＼ ／／? ノつ＼
? ? ? ／／? / く?
- 190 ：隠密マラの細道(4/7)〜序 ：03/09/17 19:04 ID:B6W6D0gV
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／ ■ ■ ＼
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|:::::::::: （●） （●） | よいか。この度の探索は、民の苦しみと諸藩の悪政を糺すのが狙い。
|::::::::::::::::: ＼＿＿_／ | いかにも忍者でございます、という人間が探索しても、相手は警戒して実情はなかなか話しては呉れぬ。
ヽ:::::::::::::::::::. ＼／ ノ しかし、俳人であれば相手も心を許し、実情を語ってくれるであろう・・
? ? ＼＼ /|＼ /// どうじゃ、ワシの深謀遠慮もなかなかのものであろう。
? ? ＼＼ ／／? /// そして、そちら２人を護衛につければ、襲い掛かる敵にも対応できる。・・ま、そういうわけじゃ。
? ? ? ＼ ／／? ノつ＼ 行ってまいれ。道中、気をつけろよ。
? ? ? ／／? / く?
- 191 ：隠密マラの細道(5/7)〜序 ：03/09/17 19:10 ID:B6W6D0gV
- ∧＿∧ ／￣￣￣
（(´∀｀∩＜ ・・・というわけで密命をおびて旅に出たモナが・・
(９ y フ ＼＿＿＿
( _ / ,/
とノ
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∧＿∧ ／￣￣￣
（(@ﾟДﾟ；∩＜ ・・・不安極まりないぞゴルァ！！！
(９ y フ ＼＿＿＿
( _ / ,/
とノ
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・・・こうして、奥州３００?に及ぶ愛と冒険の旅がはじまった・・
ギコ郎太、モナ丸は果たしてどうなるのであろうか。
御前のお頭の深謀遠慮？は成功するのであろうか。
そして、芭蕉一行の運命は・・・
- 192 ：隠密マラの細道(6/7)〜序 ：03/09/17 19:14 ID:B6W6D0gV
- そして、陰謀を知らず楽しく旅を続ける芭蕉たちはどうなるのか・・
／⌒＼
（ ）
∧ . | ｜
／・ 彡 | ｜ （馬返してこなかったYO…）
（＿ノ＼ 彡 （・∀・ ） O o ｡
＼ 彡 ） （ ∧ （ ・w・）
＼ ￣ Y＿）￣￣≡≡ ／・ 彡 （ ）
/＼ ＿＿＿ ノ （＿ノ＼ ￣￣Ｕ￣￣￣￣彡
/ /＼＼ / ./＼ ＼ ＿＿＿ ＿ ノ
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- 193 ：隠密マラの細道(7/7)〜序 ：03/09/17 19:28 ID:B6W6D0gV
- それを知るものは、ただ奥州の青い山々ばかりであった・・・
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